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2016年10月12日 (水)

閑話休題「慰霊塔」

 私のブログや小説によく登場するアパートの隣の慰霊塔。

 その慰霊塔の敷地内の桜がすべて伐採されることになった。
 春には満開の桜が部屋の窓から見え、
 もう何年も花見に出かけたことのない私の心を慰めてくれた。
 桜の花のトンネルを潜り私は近所のスーパーに買い物に行っていた。

 桜の花はあまり好きではない私だが、
 アパートに越して来た秋には気づかなかった桜に
 翌年の春に「これでもか」と咲き誇るところを見せつけられた気がした。

 kindleで最初に出した本「孤独ということ」には
 その桜で満開の慰霊塔の写真を使った。
 そして、先日出した「怪」にもその慰霊塔は登場する。
 もう引っ越して来て九年が過ぎた。
 季節も世の中も人の心も移ろいやすい。

 ちなみに桜の木を伐採することになった理由は
 そこに祀られている戦没者の方の遺族がご高齢になられて
 桜の木の手入れが出来なくなったからだそうである。




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コメント

こんばんはみどりさん。
2・3日寒さを感じるようになりましたね。なんとなく風邪気味で過ごしております。
しかし桜の木を切るなんて、それも高齢になった管理者が管理出来ないから切るなんて、理不尽と思いました。どうゆう経緯で桜が植えられたかわかりませんが、切る理由が他にあると思いますね。例えば行政が管理責任を免れるために切ってしまう。その辺は解りませんが、きれいな桜並木を切るなんて、元には戻らない貴重な景色を破壊するなんて、責任者(`◇´*)でてこい!
責任者が戦没者の遺族会の方だったりして。(。・w・。 )
それにしても見事な桜が切られるのは忍びないですね。

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